ライフプランが変われば、「良い職場」も変わる

ライフプラン

「このまま今の働き方を続けていて、私はいいのかな」

そんなことを考えたことはありませんか。

・頑張っているのに評価されている気がしない。
・休みたいときに、休みづらい。
・残業が多い。
・このままでいいのか不安になる。

なぎ
なぎ

こんな不安は決して珍しいことではありません。

「良い職場」の条件は人によって違います。

同じ人でも、結婚や出産、転勤や介護などのライフイベントをきっかけにライフプランが変わり、求める条件も変わっていきます。

この記事では、今のあなたにとって何が大事なのか、一緒に整理していきましょう。

この記事を読むと、こんなことがわかります。

・「良い職場」を考えるときに大事な6つの視点
・自分にとって、今譲れないものの見つけ方
・今の職場を続けるべきか、判断するときのヒント
・転職する・しないに関わらず、求人を見ておいた方がいい理由

一つひとつ整理していくうちに、今のモヤモヤが「次に何をすればいいか」に変わっていくはずです。

理学療法士15年以上。
キャリアアップで1度目の転職、出産・育児でのライフプランの変化で2度目の転職をしました。
2回の転職を通して、キャリアやライフプランを考慮した転職の大切さを感じました。

「ライフプランの変化」って、どんなタイミング?

ライフプランが変わるきっかけになるライフイベント(一人暮らし・結婚・妊娠出産・子どもの就学・転勤・介護・体調の変化・引っ越し)

「ライフプランが変わる」と聞くと、結婚や出産をイメージする人が多いかもしれません。
ライフプランが変わるきっかけになるライフイベントは、たくさんあります。
性別や家庭の有無に関わらず、誰にでも起こりうることです。
こんなライフイベントに、心当たりはありませんか?

  • 一人暮らしを始める
  • 結婚を考え始める・結婚する
  • 妊娠・出産
  • 子どもの就学
  • パートナーの転勤
  • 親の介護
  • 自分自身の体調の変化
  • 住居の購入・引っ越し

こうした一つひとつのライフイベントが、今の職場のままでいいのか考え直すきっかけになります。

なぎ
なぎ

私もライフイベントによってライフプランが変化するたびに、立ち止まって考えてきました。

「良い職場」を決める6つの要素

「良い職場」を決める6つの要素(給料・人間関係・職場の理解とフォロー体制・学び成長機会・残業の少なさ・通勤のしやすさ)

そもそも「良い職場」とは、何をもって決まるのでしょうか。
人によって重視するポイントは違いますが、大きく分けるとこの6つに集約されると思います。

  • 給料
  • 人間関係
  • 職場の理解とフォロー体制
  • 学び・成長機会
  • 残業の少なさ
  • 通勤のしやすさ

一つずつ、簡単に補足していきます。

給料

生活の土台になる要素です。
今の生活だけでなく、この先のライフプランを考えるときにも影響してきます。

・年収
・毎年どれぐらい昇給していくのか
・ボーナスの有無

今の自分の生活や将来に関わることなので、
「いくらもらえるのか」「何年勤めるとどれぐらいになるのか」を確認しておくとよいと思います。

人間関係

日々の働きやすさに直結します。
どれだけ条件が良くても、人間関係がつらいと長く続けるのは難しいものです。

これは実際に働いてみないと、なかなか分かりにくい部分です。

職場の理解とフォロー体制

少し幅の広い言葉ですが、職場の環境の影響によって働きやすさは変わってきます。

・休みやすさ
・体調の変化への理解
・急な休みへの対応
・仕事量を調整してもらいやすいかどうか

など、「何かあったときに受け止めてもらえる」かが判断するポイントになってきます。

ライフプランが変わるタイミングでは、この要素の重みが増していくことが多いように感じます。

学び・成長機会

専門職としてのキャリアに関わる部分です。

療法士として、新しい知識や技術に触れられるか、経験を広げられるか
・リーダーや管理職へ昇格していけるか

という2つの成長の視点があります。

残業の少なさ

プライベートの時間をどれだけ確保できるかに関わります。

残業したくない、残業しても良い、残業に対する考えは人それぞれです。

およそ月平均何時間残業があるのかを確認しておくと良いと思います。

通勤のしやすさ

毎日のことだからこそ積み重なると負担になる要素です。

給料が高くても通勤時間が長いと、通勤のストレスやプライベートの時間が少なくなります。

通勤時間は、短ければ短いほど負担は減ります

大事なのは、この6つの中で何を優先するかです。
その優先順位は、人それぞれライフステージによって変わっていきます

優先順位は、ライフステージで変わっていく

ライフステージによって、職場に求める条件の優先順位が変わっていくことを示した図

優先順位は人によって違う

6つの要素のうち何を優先するかは、人によって違います

どれを優先しても、間違っていません

また、独身の時期だから全部を求めていい、家庭を持ったら我慢すべき、というものでもありません。
今の自分が何を求めているか、それが重要です。

状況が変われば優先順位は変わる

独身のうちは、自分の希望や状況を中心に条件を考えられることが多いと思います。

でも結婚や家族などの変化があると、自分だけでなく、家族の状況や周りとの兼ね合いも含めて考えることになります。

なぎ
なぎ

私もライフプランが変わったときに、以前はそれほど気にしていなかった「職場の理解」の重みを実感したことがあります。

職場の理解が得られやすいと、働きやすさは大きく変わってくるものだと感じました。
これは私の一例ですが、同じように感じる人は多いのではないかと思います。

今、何を大事にしたい?

6つの要素を思い浮かべながら、今のあなたは何を1番大事にしたいでしょうか。

すぐに答えが出なくてもかまいません。

人それぞれ大事にしたいものは違います。

まずは、一度考えてみることが大切です。

優先順位の考え方

現実には、6つの要素をすべて満たす職場はそう多くありません。

かといって、1つだけ満たされていれば他はどうでもいい、というわけでもないはずです。

そこで大事なのが、2段階で考えることです。

まず、自分にとって絶対に譲れないものを決めて、そこだけは死守すること。

先ほど考えた「今、何を大事にしたいか」が、その答えになります。

次に、残りの条件については「最低限このくらいなら」という妥協ラインを考えてみましょう。

すべてを完璧に満たす職場を探すのではなく、譲れないものと、譲ってもいいものを分けて考えることで、現実的な判断がしやすくなります。

今の職場を見直すきっかけになる

ここまで考えてきた「譲れないもの」「妥協ライン」に、今の職場を照らし合わせてみてください。

もし、それらが満たされていて、大きな不満がないのであれば、それはとてもいいことです。

慌てて無理に転職する必要はありません。
そのまま続けるのも、もちろん立派な選択です。

私自身も、結婚のときはライフプランが変わっても、好きな職場だったから続けました。

ただし、ライフプランの変化や、何か思うところが出てきたときのために、「求人を見てみる」ということだけは、頭の片隅に置いておいてほしいと思います。

求人の「情報収集」だけはしておきたい理由

転職活動と情報収集の違い。求人を眺めて情報を集めるだけなら情報収集

ここで少し、言葉を整理させてください。
広い意味では、求人を見ることも転職活動の一部と言えるかもしれません。
ただ、そう言ってしまうと身構えてしまう方も多いと思います。

このブログでは、
・応募や面接、内定、退職の手続きなど、実際に動くことを「転職活動」
・求人を眺めたり情報を集めたりするだけの軽い行動を「情報収集」
と呼んで区別しています。

情報収集だけでもしておくと、こんな効果があります。

  • いざという時の判断材料になる
  • 今の職場の「良さ」に気づけることもある
  • 視野・相場観が広がる

色々な求人を知ることで、今の職場の条件が良いのかどうかを判断することができます。
また、どんな求人があるのか、給与や条件の相場感を知ることで、今後の転職活動に役立てることができます。

ちなみに、エージェントに登録すると希望の転職時期を聞かれることが多いのですが、「転職時期は考えていません」「今すぐではなく情報収集として見ています」と伝えれば、無理に転職を勧められることはありません。

いつでも動けるように準備しておく、というくらいの温度感で大丈夫です。

ライフステージ別に、読んでみてほしい記事

優先順位が見えてきたら、次はもう少し具体的な話になります。

育児期の方へ

働く時間を減らすことを考えているなら、まず雇用形態の違いから。

知っておきたい。時短正社員とパートの違い
療法士が働く時間を減らすとき、時短正社員とパートで何が変わるのか。給与や賞与、休みの取りやすさの違いと、時短正社員の求人が少ない理由(常勤換算)、どちらが自分に向いているかの考え方を整理しました。

通勤時間を負担に感じているなら、時間で考える方法があります。

給料だけで選んでいい?時間単価という考え方
給料が上がる転職でも、通勤時間が長くなると時間あたりの実入りは下がります。拘束時間(勤務時間+通勤時間)で考える「時間単価」の出し方と、どこまで下がっても割に合うかの線の引き方を、転職経験のある理学療法士が整理しました。

【まとめ】「良い職場」はあなたが決めていい

良い職場の6要素から、絶対に譲れないものと最低限のラインを分けて考える手順のまとめ

今回は、
・ライフプランや優先順位によって、良い職場の条件は変わっていく
・求人情報は、転職する気がなくても見ておきましょう
ということを紹介しました。

「良い職場」は、一度決めたら終わりではありません。
ライフプランが変われば、優先されるものが変わっていきます。

良い職場に求める6要素は、
・給料
・人間関係
・職場の理解とフォロー体制
・学び・成長機会
・残業の少なさ
・通勤のしやすさ

この6つの要素を、
・絶対に譲れないものは何か
・最低限のラインはどこか
どれに当てはまるのか、それぞれ考えてみてください。

6要素の優先順位を考えてみることで、
・今の職場の状況は良いのかどうか
・転職すべきかどうか
この2つを判断することができるようになります。

今転職をしたいと思っていなくても、求人の情報収集はしておきましょう。

今の職場との比較や、自分が知らなかった求人に出会えたり、実際に転職活動するときに、自分が求める条件を相談しやすくなります。

「自分の求めている条件を満たす場所はあるだろうか?」と、気になったら求人を眺めてみるのもいいと思います。

それだけで、これからのあなたの選択肢は、少し増えるはずです。

まずは自分が求める条件の優先順位について一度考えてみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てると嬉しいです。

 

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