転職エージェントの登録から内定までの流れ

転職

「登録って、何を入力するんだろう」

「断りたくなったとき、どう言えばいいのか分からない」

そんなふうに思ったことはありませんか。

・登録するのが不安。
・急かされて、そのまま話が進んでしまいそうで怖い。
・紹介された求人を断れるかどうか心配。
・転職エージェントがどんな感じなのか気になる。

なぎ
なぎ
登録後にどんな感じになるのかわからないと、登録しにくいですよね。

転職エージェントを利用するのにいちばん不安なのは、登録しても大丈夫なものなのかどうかだと思います。

私は転職活動のときに2社に登録して、面談から内定まで一通り経験しました。

実際の流れや様子が分かっているだけで、登録への不安はかなり減ります。

この記事では、登録の申し込みから内定までの流れと、途中で断りたくなったときの伝え方を整理していきます。

この記事を読むと、こんなことがわかります。

・転職エージェントの登録方法
・登録してから内定までの流れ
・紹介された求人や内定をどう断ればいいのか

まだ転職をすることを確実に決めていない人でも、先に雰囲気や流れがわかることで、安心して利用することができます。

【この記事を書いている人】
理学療法士歴15年以上。
キャリアアップのための転職と、ライフプランに合わせた転職、2回の経験があります。
この経験を通じて、ライフプランに合わせた職場の選び方を実感してきました。

登録から内定までの6つのステップ

登録から内定までの6つのステップを示した図。1登録する、2初回面談で希望を伝える、3求人の紹介、4気になった会社の見学・面接を調整、5応募書類を準備し面接を受ける、6内定が出たら条件を確認する

まず、登録からの全体の流れはこんな感じです。

・登録
・初回面談
・求人の紹介
・気になった会社の見学・面接を調整
・応募書類の準備・面接
・内定が出たら条件を確認する

それぞれ順に説明していきます。

なぎ
なぎ
日程調整などの会社とのやりとりは担当者がやってくれます。

1. 登録

登録の説明図。スマホから登録でき5〜10分で完了する。書類の準備は不要で、希望条件はまだ決まっていなくてもよい

まずは、転職エージェントのサイトから携帯やパソコンから登録をしましょう。

登録にかかる時間は、5分から10分ほどです。

入力するのは、こんな内容です。

・名前・生年月日・住んでいる地域
・電話番号とメールアドレス
・保有資格
・経験年数
・今の就業状況(在職中か、離職中か)
・転職を希望する時期
・希望する勤務地と雇用形態、条件

この時点では、細かい希望まで決まっていなくて大丈夫です。

各転職エージェントによって最初の入力項目には少し違いがありますが、概ね上記項目を聞かれることが多いです。

選択肢から選ぶ形になっていることがほとんどで、あとから面談で詳しく話すことになります。

登録の申し込みに、書類などの準備するものはなく、スマホからそのまま簡単に登録ができます。

履歴書や職務経歴書が必要になるのは、実際にその職場の面接を受けるときです。

ちなみに、転職希望時期についてですが、すぐにでも転職をしたい場合は、3ヶ月までなど自分の希望する時期を選んでください。

「すぐに転職する気はないけれど、求人は見ておきたい」場合は、「未定」といった選択を選びましょう。

転職時期によって、担当者の対応にも違いが出てくるので、転職時期は正直に入れておきましょう。

なぎ
なぎ
登録そのものは5分ほどで簡単に終わります。

転職エージェントの利用をおすすめしている理由については、こちらでお話ししています。

転職エージェントの利用をおすすめする理由
求人を探す方法はいろいろありますが、私がおすすめするのは転職エージェントです。会社とのやりとりを代わりにしてくれる、聞きにくいことを聞いてくれる、自分の相場が分かる、応募の準備を手伝ってくれる。実際に使って感じた4つの理由をまとめました。

2. 初回面談

初回面談の説明図。担当者とじっくり話せて希望する条件を伝えられる。疑問や不安も相談でき、希望がまだはっきりしていなくてもよい

登録の申し込みが終わると、担当者と初回の面談をします。

登録後、担当者から当日から数日以内に連絡がきて、電話やメールなどで面談日程の候補を聞かれます。

初回の面談は、電話やオンライン面談が多く、面談時間は30分から1時間ぐらいです。

聞かれるのは、だいたいこんなことです。

・今の職場のこと
・転職を考えている理由
・いつごろ転職したいか
・希望する勤務地・通勤時間
・希望する雇用形態(常勤・時短・パート)
・希望する給与や休みの条件
・経験してきた分野

ここで大事なのは、希望に優先順位をつけて伝えることです。

担当者からも、転職の条件でいちばん譲れないものは?と聞かれます。

理想は全ての条件を満たすといいですが、実際は条件をすべて満たす職場はそう多くありません。

・絶対に譲れないもの
・できれば欲しいもの
・なくてもいいもの

この3つに分けて伝えておくと、担当者も探しやすくなります。

何を優先したいのかが決まっていない場合は、ライフプランが変われば、「良い職場」も変わるで優先順位の考え方を整理しているので、参考にしてみてください。

自分の希望する条件や、転職時期など正直な気持ちを担当者に伝えてください。

なぎ
なぎ
曖昧に伝えるより、はっきり言っておいたほうが、自分の希望に近い求人を紹介してもらえます。

3. 求人の紹介

求人紹介の説明図。1条件に合う求人が届く、2気になる求人は求人票にないことも確認してもらう、3合わなければ理由を伝えて断ると次に活かせる

面談で伝えた条件をもとに、担当者が求人を探して連絡をくれます。

メールやLINEで、まとめて何件か送られてくることが多いです。

送られてきた求人の案内は、以下のように返答してみましょう。

・気になるもの→「もう少し詳しく知りたいです」
・条件が合わないもの→「今回は見送ります」

気になる求人が出てきたら、求人票では分からないことを聞いてみましょう。

職場の雰囲気、残業の実態、求人が出ている理由などの、実際の職場の環境について詳しく担当者へ確認するのがおすすめです。

反対に、希望に合わない場合は、断る時になぜ合わないのかを一言添えておくと、次からの紹介が自分の希望に近づいていきます。

たとえば、
・通勤時間が長い
・希望していた雇用形態と違う
・分野が自分の経験と合わない
・希望する年収に達していない
・こういう噂を聞いたことがある

こうした一言があるだけで、担当者は条件を修正してくれます。

担当者は、求人を探すだけでなく、それぞれの会社の状況なども知っているので、より自分の希望する条件に合う求人を選んでくれます。

なぎ
なぎ
慌てて転職せず、しっかりと自分の希望に合う求人を探しましょう。

4. 見学・面接の日程を調整

見学・面接の調整の説明図。1行きたい会社を伝える、2日程調整は担当者にお任せ、3見学・面接のアドバイスをもらえる。気になる会社はまず見学から

応募したい職場が決まったら、見学や面接の日程調整をしてもらいます。

手順としては、
・見学や面接の希望と希望日時を、担当者に伝える
・担当者が会社に確認して、日程を決定
・日程と当日の持ち物や集合場所など、担当者から連絡がくる

大変な電話でのやりとりも、転職エージェントを利用すれば、担当者が代わりに調整してくれます。

自分でするのは、担当者に見学や面接の希望があること、候補日を伝えるだけです。

あとは、担当者からの連絡を待つだけです。

いきなり面接の申し込みするのではなくて、まずは見学をしてみましょう。

条件だけをみて転職すると、思っていたのとは違った、こんなこと求人票には書いてなかったと、想像とのズレがでてしまう可能性があるからです。

そこで、見学のときに確認しておきたいのは、求人票に書かれていないところです。

たとえば、
・職員同士の話し方や雰囲気
・職場環境
・休憩がきちんと取れているか
・記録や書類をいつ書いているのか
・実際の通勤時間

これらのことを見学で確認してから、本当に自分の希望する条件に合っている場合は面接に進みましょう。

なぎ
なぎ
見学することで、実際の雰囲気や環境を知ることができます。

5. 応募書類の準備と面接

応募書類の準備と面接の説明図。1書類の書き方を相談、2書類をチェックしてもらう、3面接のアドバイスをもらう。担当者がサポートしてくれるので初めての転職も安心

面接すると決めたら、履歴書と職務経歴書を準備します。

これらは面接のときに持っていく大切な書類です。

書き方は担当者に相談できます。

・どこまで細かく書けばいいのか
・経験した分野を、どう並べればいいのか
・志望動機に何を書けばいいのか

書いたものを見てもらって、直したほうがいいところを教えてもらえます。

面接についても、一般的な面接の仕方や、その職場でよく聞かれることを事前に教えてもらえることがあります。

このあたりも、1人で進めるのには不安が出やすい部分なので、担当者にアドバイスをもらいましょう。

複数社に登録している場合は、面接を何社も同時進行しないように、面接に進むタイミングで他の会社の面接を進めないようにと言われることもあります。

その時は、担当者の指示に沿って下さい。

履歴書や職務経歴書の書き方は、こちらで詳しく紹介しています。

履歴書と職務経歴書の書き方。志望動機と職務経歴の記入例つき
履歴書と職務経歴書は何を書けばいい?書く項目、志望動機の書き方、リハビリ職の職務経歴の記入例を、2回転職した理学療法士がまとめました。AIや転職エージェントの使い方も紹介します。
なぎ
なぎ
登録は複数社をお勧めしますが、応募は1つの会社につき1社ずつになります。

6. 内定が出たら条件を確認

内定が出たときの条件確認の説明図。求人票は募集時の条件、内定通知は自分に対する確定した条件。2つを見比べて確認し、気になることは担当者に確認する

内定の連絡も、担当者から届きます。

応募してから内定まで、会社と直接やりとりすることはありません。

私の場合は、内定通知書は書面のデータで届きました。

内定通知書には、その職場で働くときの条件が書かれています。

求人票と内定通知の条件は違うことがあるので、きちんと確認しましょう。

・求人票は、募集の段階の情報
「基本給20万円〜28万円」のように幅で書かれていることが多い

・内定通知は、自分に対する確定した条件
個人に合わせて実際の金額や時間で書かれている。

つまり、求人票を見て思っていた条件と、実際に提示される条件は同じとは限りません。

経験年数や前職の給与によって、金額は変わります。

だからこそ、内定通知が届いたら、求人票と見比べてください。

見るのは、この5つです。
・基本給と、手当の内訳
・賞与の有無
・勤務時間と休日
・雇用形態(常勤・時短・パート)
・入職予定日

面接で聞いた話と違うところがあれば、担当者に確認してもらいましょう。

自分では言いにくい条件の話も、代わりに伝えてもらえます。

内定に対する返答は、その場で答えなくてはいけない決まりはありません。

担当者から、内定通知とともに、「⚪︎日以内にお返事をお願いします。」と伝えられます。

きちんと内定通知を確認したあとに、返事をしましょう。

なぎ
なぎ
求人票と必ず見比べてから返事をしましょう。

断りたいときの伝え方

断り方が分からなくて登録できない、という人もいると思うので、3つの場面に分けて整理します。

紹介された求人を断るとき

いちばん多い場面です。

「今回は見送ります」で十分です。

理由を細かく説明する必要はありませんが、今後の求人探しに活かすために、条件のどこが合わなかったかだけ一言添えておきましょう。

内定を断るとき

担当者に伝えれば、会社には代わりに連絡してくれます。

自分から職場に電話をかける必要はありません。

「他の職場に決めました」「今回は見送ることにしました」で伝わります。

大事なのは、決めたら早めに伝えることです。

会社側も次の採用を進める必要があるので、迷っている間も早めに状況だけ共有しておくと親切です。

エージェントの利用自体をやめるとき

他に転職が決まったり、思っていた感じとは違った場合、「他で決まったので」と伝えれば十分です。

利用を終了することに、引き止められることはありませんでした。

なぎ
なぎ
断ることは、失礼なことではありません。

利用するときに気をつけたいこと

最後に、使ってみて感じた注意点をまとめておきます。

・その場で決めない
一度持ち帰って、考える時間をとりましょう。

・急かされていると感じたら、距離を置く
担当者を変えてもらうか、別の転職エージェントを使いましょう。

・内定通知の条件は書面で確認する
口頭の説明だけで判断しないようにしましょう。

・希望条件は具体的に伝える
「通勤30分以内」「残業は少なめがいい」など、思っていることを伝えましょう。

なかでも大事なのは、担当者との相性です。

担当者によって相性があるので、合わないと感じたら、担当を変えてもらうこともできます。

求人の数だけでなく、担当者との相性がいいのかどうか比べられる状態にしておくために、複数社の転職エージェントの登録をおすすめしています。

詳しい理由はこちらの記事で説明しています。

転職エージェントを複数登録したほうがいい理由
転職エージェントは1社だけで足りるのか。2社を同時に使ってみると、片方にしかない求人があり、同じ職場でも募集の有無が違いました。複数登録したほうがいい理由と、やりとりが増えるデメリット、ちょうどいい登録数を整理しました。
なぎ
なぎ
寄り添ってくれる担当者だと心強いです。

まとめ

まとめの図。転職エージェント利用の流れは、登録・面談・求人紹介・日程調整・書類と面接・条件確認の6つ。担当者がサポートしてくれるので転職の負担を減らせる

今回は、転職エージェントの登録から内定までの流れと、断りたいときの伝え方をお話ししました。

この記事をまとめると、

・登録の申し込みは5分ほど
・初回面談で、希望に優先順位をつけて伝える
・紹介された求人票を確認する
・見学・面接の日程を代わりに調整してもらう
・応募書類と面接の準備は、担当者に相談しながらする
・内定通知の条件を、求人票と見比べる

転職エージェントを利用すると担当者がつきます。

担当者がいることで、求人探しや日程調整を代わりにしてくれたり、書類作成や面接の準備を手伝ってくれます。

仕事をしながら1人で転職活動をすると時間と手間がかかりますが、担当者は心強いサポーターになってくれます。

そして、登録したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。

求人票を見るだけ、転職時期は考えていない。と伝えれば、求人を見るだけにすることも可能です。

私自身も、転職エージェントを利用することで、スキル・年収アップの転職と、ライフプランに合わせた転職の両方を経験しました。

今の職場に不満がある人や、転職を考えている人は、一度利用してみてもいいと思います。

担当者に相談したり、求人票をみることで、今の自分の価値や、今の職場の条件などを比較することができます。

まずは登録の申し込みをして、面談で自分の希望を整理するところから始めてみましょう。

条件に優先順位をつけて言葉にしてみると、自分が本当に何を大事にしたいのかが見えてきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事がお役に立てると嬉しいです。

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