「子育てしながら、どうやって働いてるの?」
「出産したら、今の職場で続けられるのかな」
そんなふうに考えたことはありませんか?
・子どもができた後の生活がうまく想像できない。
・今の職場で続けられるのか不安。
・家庭と仕事の両立は、何を基準に考えればいいのか分からない。

結婚したときは、働き方や職場に求めるものは変わりませんでした。
しかし、妊娠・出産によって、働き方や職場に求めるものが変わりました。
育児や家庭と仕事の両立は、思っていたイメージと実際が全く違ったからです。
この記事では、妊娠・出産を経て職場に求めるものがどう変わったのかを紹介していきます。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
・生活や仕事を先にイメージしておくことの大切さ
「こんなはずじゃなかった。」とイメージのズレを減らせるように、自分の場合はどうなるのか考えられるようになります。
【この記事を書いている人】
理学療法士歴15年以上。
キャリアアップのための転職と、ライフプランに合わせた転職、2回の経験があります。
この経験を通じて、ライフプランに合わせた職場の選び方を実感してきました。
出産前と育休復帰後の生活の違い

私の体験談について話をしていきます。
結婚・妊娠・出産後は、ずっと同じ職場に勤めていました。
妊娠中は、1時間の通勤は「大変だな」と思う程度でしたが、仕事は特に苦痛ではありませんでした。
育休が明けて、実際に働き始めてから、今までとの違いを感じるようになりました。
なんとなく仕事復帰後の生活をイメージしていましたが、イメージとは違って時間の余裕がありませんでした。
子供の食事や着替えなどの朝の準備、帰ってからの晩御飯の支度など、することがたくさん増えていました。
特に朝は、仕事に遅刻しないために、時間にとても追われていました。
そして、保育園の送迎まで含めると、時短にしていても毎日慌ただしくて、ゆとりがありませんでした。

職場に求める優先順位の変化

今までは職場に求める条件を自分を中心に考えていました。
育児・家庭と仕事を両立していくために、働き方に対する考え方や優先順位が変わっていきました。
そして、優先順位が高くなったものはこちらです。
・通勤のしやすさ
・職場の理解とフォロー体制
・人間関係(先輩ママ・パパの存在)
これらについて詳しく説明していきます。
職場に求める条件の優先順位が気になる人は、こちらで紹介しています。

優先順位が上がったもの
通勤のしやすさ
元々は通勤1時間でしたが、保育園の送迎が加わり、家を出てから職場に着くまで1時間半かかるようになりました。
そのため、始業が9時でも7時半には家を出ないと間に合いませんでした。
毎日の通勤がとても負担で、通勤時間の重要さを感じました。

家・保育園(託児所など)・職場の距離が近い方が、日々の生活への負担が少なくなります。
子育て中の通勤時間が短いメリットは、
・朝・帰宅後の時間にゆとりを持てる
・急な体調不良時に、すぐにお迎えにいける
これらが挙げられます。
通勤時間には、給料がでません。
ですが、仕事には必ず通勤時間はついてきます。
できる限り通勤時間は短い方が負担も少なく、給与面からみてもおすすめです。
通勤時間に対する詳しい考え方は、こちらで詳しくお話ししています。

職場の理解とフォロー体制
育休復帰後に多くなるのが、
・発熱等の体調不良の看病によるお休み
・突然の発熱による早退
季節の変わり目や、気温の変化、感染症などによる子どもの発熱や体調不良は、思っていたより頻繁です。
月に何度も休む時期もあれば、連日休むこともあります。
小学生になるまでは、結構休むことが多いので、有給は足りなくなりがちです。
どうしても急に休むことが増えてしまうので、
・休む時に職場の理解を得られるか
・急な休みや早退でフォローをしてもらえるかどうか
・休みになった時に、居づらくなる雰囲気はないか
・人員不足で毎日業務がいっぱいになっていないかどうか
この辺りを気にしてみましょう。

シフトを組む時に希望休を取りやすいだけでなく、子育て中の人は、急な休みが取りやすいかどうかが重要なポイントです。
また、育休後に職場復帰をする場合は、
・時短勤務で働けるのか
・時短勤務は子供が何歳まで可能なのか
・始業開始時間の調整が可能なのか
この3点を職場に確認しておきましょう。

私も、始業時間を9時からに調整してもらえて助かりました。
もし、なかなか調整が難しい場合は、パートに変更することを考えてもよいかもしれません。
時短正社員とパートでは何が変わるかは、こちらで説明しています。

人間関係(先輩ママ・パパの存在)
どうしても急な休みで、職場のスタッフに迷惑をかけてしまうことがあります。
その時に、職場の雰囲気や人間関係が良い職場の方が仕事を続けやすいです。
また、職場で結婚・妊娠・出産・育児をしている人をよくみてみましょう。
自分がもし、妊娠したら…と仮定したときに、どんな風に働いているのかをリアルに想像しやすくなります。
例えば、
・妊娠中の業務量や周りのスタッフの雰囲気はどうなるか
・育休復帰後はどんな働き方になるか
・どれぐらい子供の体調不良で休むことがあるのか
・子育て中の人が急に休んだとき、周りがどんな雰囲気になるか
これらを見ておくと、実際に自分がその立場になったときに想像と実際のズレが小さくなります。
転職活動中の人は、職場の雰囲気や人間関係は、求人票からは分かりにくいため、見学や面接の時に確かめましょう。
求人票から分かること、分からないことはこちらの記事で紹介しています。


優先順位が下がったもの
優先順位が上がったものがあれば、下がったものもあります。
・給与
・学び・成長機会
私の場合はどちらも、出産前までは優先順位が高く、1番大事にしていたものです。
ですが、給料が高くても、家庭がうまく回らないのであればよくありません。
スキルアップのために、毎日業務時間外に残って勉強会に参加するのも難しくなります。
家族と協力しながら、家庭と仕事の両立ができてこそです。
私の場合は、この2つは優先順位が低くなりましたが、人それぞれ環境や立場、家族との関係によって優先順位は変わります。
家族と相談しながら、何を優先するのかを考える必要があります。

読者の方に伝えたいこと

ここまでの私の体験談から、みなさんにお伝えしたいことがあります。
それは、結婚・妊娠・出産などのライフイベントが起きる前にイメージしておくことです。
周りのスタッフや環境を見ながら、自分だったらどうなるのか、どういう風に生活するのかをイメージしてみましょう。
結婚後の生活では、
・引越しするのか
・どれぐらいの通勤時間までなら負担ではないか
・家事の分担はどうするか
妊娠に関しては、
・体の負担がある中で、通勤や今の業務を続けられそうか
・検診のときに、急に休めるか
出産後の生活については、
・保育園は、どのあたりになりそうか
・送迎まで含めると、通勤はどうなるか
・1日の生活のスケジュールはどうなるか
働き方のことについて、
・今の職場で続けるのか、転職するのか
・時短にするのか、フルタイムのままか
・家族の協力はどれぐらいあるのか
想像してみると、思いのほか深く考えていなかった部分が出てくると思います。
正確に全てが分かるわけではないですが、1日の生活スケジュールや仕事をイメージしてみてください。
そのうえで、家族と自分は何を大切にしたいのかを考えてみてください。
まとめ

今回は、妊娠・出産を経て職場に求めるものがどう変わったのかを紹介しました。
優先順位が上がった条件は、
・職場の理解とフォロー体制
・人間関係(先輩ママ・パパの存在)
保育園の送迎を含んだ通勤時間は、負担でない範囲か、体調不良時にすぐに迎えに行ける範囲かどうか。
どうしても発熱や急な体調不良で、仕事を休んだり早退したりする頻度は増えます。
そのときに、休みや早退がしやすい環境かどうか。
周りのスタッフの理解は得られるかどうか、子育てをしてる先輩の存在感があるかどうか。
これらが私にとっては、重要なポイントになりました。
一方で、給与と学びと成長機会は、優先順位が下がりました。
家庭と仕事を上手く両立をするために、職場に求める条件の優先順位に変化がおきたからです。
優先順位は人それぞれなので正解はありません。
ですが、家庭と仕事を両立させるために、家族と自分が何を優先したいかが大切です。
そしてとても大切なことは、
・どんな生活スケジュールになるのか
・どんな仕事のやり方になるのか
これらをライフイベントが起きる前にイメージすることです。
ライフイベントが起きてから、「こんなはずじゃなかった。」と後悔することを減らしてくれます。
まずは、妊娠・出産後の生活を具体的にイメージしてみるところから始めてみてください。
家庭と仕事の両立がしやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てると嬉しいです。


